
派遣薬剤師として色々な現場を渡り歩いていると、
「この人、すごい……!」
と思う薬剤師さんに出会うことがチョクチョクあります。
しかも本当にすごい人ほど、ご自身では全然すごいと思っていなかったりしますよね!
今回は、私が各地の薬局で出会った「神薬剤師」をご紹介したいと思います。少しでも近付けるよう、研鑽を重ねるのみ!
① 投薬の神型
とにかく投薬が速い。
なのに説明が丁寧。ポイントを押さえている。
しかも患者さんが笑顔で帰っていく。
一体どうなっているのでしょう。
こちらが5分かかる内容を、2分で自然に終わらせています。
しかもクレームにならない。むしろ患者さんから好かれている。
私は密かに、
「投薬にバフでも掛かってるのか?」
と思っています。
② 疑義照会の神型
電話のかけ方が上手すぎるのです。
こちらが緊張するような内容でも、
「先生、お忙しいところすみません〜😊」
から自然に入り、気付けば円満に話が終わっています。
しかも必要なことはちゃんと伝えている。
これも本当に技術だと思います。
私は昔、疑義照会の電話が怖かった時期があるので、こういう人を見ると感動します。
③ 在庫管理の神型
不足薬が出ない。
期限切れも出ない。
なのに薬が溢れていない。
もはや魔法です。
しかも、
「あ、その薬あと少しで切れますよ〜」
と数日前から把握している。
何故分かるのでしょう。
在庫の声が聞こえているとしか思えません。
④ クレーム対応の神型
患者さんが怒っている。
空気が重い。
周囲が凍る。
そんな状況でも、その人が出てくると何故か収まる。
話を聞くのが上手。
相手を否定しない。
そして最後には患者さんが少し落ち着いて帰っていく。
私はこれを見た時、
「薬剤師って接客業でもあるんだよな……」
と改めて思いました。
⑤ 外部の人間にも優しい神型
個人的に、一番ありがたいタイプです。
派遣薬剤師やヘルプ薬剤師など、外部から来た人間にも自然に声を掛けてくれる人。
薬剤師って、良くも悪くも職人気質な人が多いと思います。←私の主観です
黙々と仕事をする。
必要以上に喋らない。
それ自体は全然悪いことではありません。
でも派遣側からすると、初日の現場はかなりアウェーです。
「どこに何があるんだろう」
「休憩はどうするんだろう」
「この薬局のルールは?」
そんな不安を抱えながら働いています。
そんな中、
「困ってない?薬歴溜まってない?」
「レジ大丈夫そう?」
「何かあったら聞いてね^_^」
と自然に声を掛けてくれる人がいます。
もうね、その時点で神です。
本当に救われます。
しかも、こういう人って大体仕事もできるんですよね。
周囲を見る余裕があるからだと思います。
私は派遣として色々な現場を経験してきましたが、今でも“最初に優しくしてくれた人”のことは結構覚えています。
たった一言で、その日の安心感が全然違うんですよね。
派遣薬剤師として思うこと
派遣薬剤師として色々な現場で働いてきました。
もちろん大変なこともあります。
クセの強い人もいます(笑)。
でもその一方で、
「この人みたいになりたい」
と思う薬剤師さんにもたくさん出会ってきました。
そして面白いことに、本当に仕事ができる人ほど威圧感がありません。
知識をひけらかさない。
困っている人を自然に助ける。
そして淡々と仕事をしている。
私はまだまだ未熟ですが、各地で出会った“神薬剤師”たちに少しでも近づけたら良いなと思っています。
さて、皆さんの職場にはどんな神薬剤師がいますか?
もしかすると、あなた自身が誰かにとっての「神薬剤師」かもしれません^ ^