
派遣薬剤師として色々な現場で働いていると、
「この薬局、絶対この人が支えてる……!」
と思ってしまうほどの、敏腕事務さんに出会うことがあります。
しかも、本当にすごい事務さんほど自分では何も言いません。さりげなく気を回しまくる、まさに縁の下の力持ちさん!
今回は、私が各地の薬局で出会った“神事務さん”をご紹介します。
① 保険証の神
保険証や公費の知識が圧倒的な事務さんです。
こちらが
「これってどうでしたっけ……?」
と困っていると、
「それはこうですね😊」
と秒で解決。
しかも説明まで分かりやすい。
私は時々、
「もしかして役所の人ですか?」
と思っています。
薬剤師が薬のプロだとしたら、
保険関係のプロは間違いなく事務さんです。
② 納品の神
卸さんから大量の薬が届く時間帯。
忙しい現場だと、納品したコンテナが積み上がったままになることがあります。
しかも地味に邪魔です笑。
通路が狭い。通りにくい。
しかし外来が激混みの時間帯で、誰も片付ける余裕がない。
そんな時。神事務さんは違います。
気付けばどんどん片付いていく。
早い。とにかく早い。
しかも適当に入れていません。
棚の場所を完全に把握している。期限もちゃんと見ている。先入れ先出しまで完璧。
もはや職人技です。
私は派遣先で、
「え、もう終わったんですか!?」
と驚いたことがあります。
本当にすごい事務さんは、現場を止めません。
むしろ、現場が回るように陰で支えてくれています。
③ 整理整頓の神
忙しい薬局の忙しい時間帯ほど、現場は荒れます。
投薬。
電話。
監査。
一包化。
軟膏ミックス。
シロップオンパレード。
気付けば、
カゴが乱雑に積まれ、ゴミ箱が溢れ、机の上は輪ゴムの大小が散乱してカオス状態。
しかし神事務さんがいる現場は違います。
気付けば整っている。
散乱していたカゴが片付いている。
ゴミ箱が空になっている。
返却薬も綺麗に整理されている。
しかも誰にも言われていません。自然にやっているんです。
「あれ?さっきまで荒れてたよね?」
と思ったのも束の間。
本当にすごい人って、“現場の乱れ”に気付く力があるのだと思います。
そして、みんなが少しでも気持ちよく働けるように、陰で整えてくれているのです。
こういう事務さんがいる薬局は、不思議と空気も良い気がします。
④ 派遣救済の神
個人的に、一番ありがたいタイプです。
派遣薬剤師やヘルプ薬剤師など、外部から来た人間にも自然に声を掛けてくれる事務さん。
初日の現場って、かなりアウェーです。
「レジどうしよう」
「レジ袋どこだろう」
「クレカや電子マネー端末は難しくないと良いな」
「休憩ってどうするんだろう」
様々な不安を抱えながら働いています。
そんな中、
「困ってないですか^ ^?」
「その薬はこっちですよ^ ^」
と声を掛けてくれて…涙。
もうその時点で神です。本当に救われます。
私は今でも、“最初に優しくしてくれた事務さん”のことを結構覚えています。
たった一言で、その日の安心感が全然違うんですよね。
⑤ 実質この薬局を回してる神
薬剤師より現場を把握しているタイプです。
医師のクセ。
患者さんの特徴。
卸さんとの関係。
在庫状況。
近隣薬局との繋がり。
全部知っていて、しかも大体合っています。
私は時々、
「この薬局、本当はこの人が動かしてるのでは?」
と思っています。
ベテラン事務さんが一人休むだけで、現場がザワつく薬局もあります。
それくらい、事務さんの存在は大きいんですよね。
派遣薬剤師として思うこと
派遣薬剤師として色々な現場を見てきました。
その中で強く思うのは、本当に良い薬局には、必ず“すごい事務さん”がいるということです。
薬剤師だけでは、現場は回りません。
見えないところで支えてくれている人がいるから、毎日の業務が成り立っています。
だから私は、神薬剤師だけじゃなく、“神事務さん”にも拍手を送りたいです。
さて、皆さんの職場にはどんな神事務さんがいますか?
もしかすると、あなたの隣にも“薬局を支える神”がいるかもしれません^_^