派遣薬剤師の悲喜こもごも

元派遣薬剤師が語るリアルな現場

派遣薬剤師が思う「質問が上手い人」5選

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薬剤師として働いていると、毎日のように質問を受けます。

患者さんからの質問はもちろんですが、新人さんからの質問。後輩からの質問。

時にはベテラン同士で相談し合うこともあります。

派遣薬剤師として様々な薬局を経験してきた中で、私が強く感じることがあります。

それは、

「成長が早い人は質問が上手い」

ということです。

もちろん、知識量が多い人もいます。勉強熱心な人もいます。

でも、不思議と伸びる人には共通点があるのです。

それが「質問力」。

今回は、私が現場で出会ってきた「質問が上手い人」の特徴をまとめてみました。

薬剤師に限らず、どんな仕事にも共通する話だと思います^ ^

 

まず自分で調べている

質問が上手い人は、決して丸投げしません。

例えば、

「この薬って何ですか?」

ではなく、

「添付文書を読んだのですが、この部分の解釈がよく分からなくて…」

という聞き方をします。

この違いはとても大きいです。

前者は答えをもらうことが目的。後者は理解することが目的。

質問が上手い人は、自分で考える工程を飛ばさないのです。

もちろん、最初から全部分かる人なんていません。

でも一度自分で調べてみる。考えてみる。その上で聞く。

だから教わった内容も頭に残りやすい。

教える側としても、

「ちゃんと学ぼうとしているな」

と感じるので、自然と力が入ります。

 

何が分からないのか整理できている

質問が苦手な人ほど、

「全部分かりません!」

になりがちです(笑)。

でも質問が上手い人は違います。

例えば、

「処方意図は分かるんですが、この投与量の考え方だけが分からなくて」

「薬効は理解できたんですが、この副作用の頻度が気になっています」

こんな感じでどこまで理解していて、どこから分からないのかを整理しているのです。

これは仕事でも同じ。

問題を細かく分解できる人は強い。

質問が上手い人は、頭の中を整理する習慣が身についているように思います。

だから回答する側も答えやすい。

結果として、より深い学びにつながるんですよね。

 

メモを取る

これは本当に大事です。

質問が上手い人は、教わったことを大切にします。

だからメモを取る。

スマホでも良い。

ノートでも良い。

とにかく記録する。

私は派遣薬剤師として色々な現場を経験してきましたが、メモを取る人で伸びなかった人をほとんど知りません。

逆に、同じことを何度も聞いてしまう人は、なかなか成長しません。

もちろん人間なので忘れることはあります。

私も忘れますw

だからこそ記録するのです。

知識は財産です。せっかく教えてもらったことを流してしまうのはもったいない!

質問が上手い人は、そのことをよく分かっている気がします。

 

分からないまま放置しない

実はこれが一番大切かもしれません。

成長する人は、分からないことを放置しません。

薬局の現場でも、

「今さら聞きにくいな…」

と思う場面はあります。

しかし本当に怖いのは質問することではありません。分からないまま仕事を進めることです。

薬剤師の場合、それが患者さんへの影響につながることもあります。

だから、

「こんなこと聞いて良いのかな?」

と思うことでも聞く。

質問が上手い人は、プライドよりも学びを優先しています。

そして実際、周りから見ても素直に質問できる人の方が成長が早いですよね。

 

教えてもらったことに感謝できる

最後はこれです。

忙しい現場で質問に答えるのは、実は結構大変です。

監査中かもしれない。

投薬前かもしれない。

薬歴を書いている途中かもしれない。

それでも時間を作って教えてくれる。

だからこそ、

「ありがとうございます!」

と言える人は素敵だなと思います。

感謝を伝えられる人は、人との関係を大切にできる人です。そして不思議なことに、そういう人ほど周囲から応援される。困った時に助けてもらえる。結果として、さらに成長する機会に恵まれる。

良い循環が生まれるのです。


おわりに

派遣薬剤師として様々な職場を経験してきましたが、私は今でも思います。

成長する人は、特別頭が良い人ではありません。

特別な才能を持っている人でもありません。

質問が上手い人です。

そして質問が上手い人は、学ぶことが上手い人でもあります。

自分で考える。

分からないことを整理する。

メモを取る。

放置しない。

感謝する。

どれも当たり前のことかもしれません。

でも、その当たり前を積み重ねられる人が、結局は大きく成長していくのだと思います。

私自身もまだまだ勉強中です。だからこそ、これからも質問することを恐れず、学び続ける薬剤師でいたいと思っています!