
薬剤師になって20年以上。
振り返ると、私の働き方は決して一直線ではありませんでした。
病院薬剤師として働いた時期。
派遣薬剤師として様々な薬局を経験した時期。
結婚・出産を経て、子育てを優先した時期。
そして、子どもたちが成長し、もう一度派遣薬剤師として働き始めた時期。
人生のステージが変わるたびに、私の働き方も少しずつ変わってきました。
今回は、子育てを経て「もう一度派遣薬剤師として頑張ってみよう」と思った頃のお話です。
あの時、私の再スタートを支えてくれた派遣会社との出会いは、今でも忘れられません。
一度、派遣薬剤師から離れた日々
20代半ばの私は、派遣薬剤師として働いていました。
当時も単発派遣という働き方はありましたが、現在のように薬剤師専門の派遣会社が数多くある時代ではありません。
薬剤師以外の職種も扱う総合人材派遣会社へ登録し、色々な薬局で経験を積んでいました。
固定の薬局で働いていた時期もあり、人間関係にも恵まれ、とても働きやすい環境でした。
一方で、今振り返ると驚くこともあります。
週30時間ほど働いていたにもかかわらず、社会保険や福利厚生について深く考えたことはありませんでした。特に派遣会社からも社会保険加入について何も言われず、私自身も気にも留めませんでした。
「派遣とはこういう働き方なのだろう。」
若かった私は、そのように受け止めていました。
その後、結婚・複数回の出産を迎えます。
子どもたちが生まれてからは、家庭を第一に考え、しばらくは近場でパート薬剤師として働くことを選びました。
あの頃の私には、その働き方が一番合っていたのだと思います。
「もう一度、派遣薬剤師として働いてみたい」
子どもたちが少しずつ成長し、自分の時間にも少し余裕が生まれてきました。
そんなある日、ふと思ったのです。
また派遣薬剤師として働いてみたい。
いろいろな薬局で経験を積みたい。
新しい環境に飛び込みたい。
薬剤師として、もう一度挑戦したい。
でも、20代の頃とは違います。
子育てをしながら働く以上、勤務時間にも制限があります。
無理はできません。
だからこそ、「自分に合った働き方」を一緒に考えてくれる存在が必要でした。
その会社の名前は、ファーマプレミアム
私が相談したのが、ファーマプレミアムでした。当時、インターネットで検索してヒットして最初に登録したのがファーマプレミアムだったのです。
担当者は男性でした。初めて相談した時のことは、今でもよく覚えています。
ブランクがあること。
子育て中であること。
働ける曜日や時間が限られていること。
そんな私の状況を一つひとつ丁寧に聞いてくださり、「それならこんな働き方がありますよ」と一緒に考えてくださいました。
当時の私にとって、それはとても心強いことでした。
派遣薬剤師として再スタートを切るには、不安もありました。
でも、「大丈夫ですよ。一緒に考えましょう。」という姿勢が、とてもありがたかったのを覚えています。
派遣薬剤師として、もう一度成長できた時間
派遣薬剤師、特に単発派遣を再開してからは、本当に多くの薬局で働かせていただきました。
薬局ごとにルールが違う。
薬の配置も違う。
仕事の進め方も違う。
最初は戸惑うこともありました。
でも、その一つひとつの経験が、私を成長させてくれました。
初めて会うスタッフと信頼関係を築くこと。
短時間で薬局の流れを理解すること。
どんな環境でも落ち着いて仕事をすること。
こうした力は、派遣薬剤師だからこそ身についたものだと思っています。
そして、その後、派遣先で知り合った別の派遣薬剤師さんとの出会いから、「派遣会社を比較する」という考え方も知ることになります。
同じ仕事でも、派遣会社によって時給や条件が違うことを知った時は、本当に驚きました。
そこから私は複数の派遣会社へ登録し、自分に合った働き方を探すようになります。
今思えば、それも派遣薬剤師として成長する大切な経験でした。
良いことばかりではありませんでした
もちろん、長く働く中では順風満帆だったわけではありません。
今振り返っても、「もっとこうすれば良かった」と思う出来事もあります。
仕事をしていれば、成功ばかりではありません。
反省することもあります。
でも、その経験があったからこそ、今の私があります。
薬剤師として。
社会人として。
そして一人の人間として。
たくさんのことを学ばせていただきました。
今だから思うこと
20代の私は、時給ばかり見ていました。
40代になった今は、考え方が大きく変わりました。
担当者との相性。
福利厚生。
社会保険。
健康診断。
働きやすさ。
そして、自分のライフステージに合った働き方。
どれも同じくらい大切です。
仕事は、人生の一部。
だからこそ、その時々の自分に合った働き方を選ぶことが、一番大切なのだと思います。
おわりに
ファーマプレミアムは、私にとって「一番評価が高い派遣会社」という言葉だけでは表せない存在です。
それ以上に、
「子育てを経て、もう一度薬剤師として挑戦した私を支えてくれた会社」
でした。
人生には、それぞれのタイミングがあります。
仕事を思い切り頑張る時期もあれば、家庭を優先する時期もある。
そして、もう一度挑戦したくなる時期もあります。
そんな人生の節目で支えてくださったことには、今でも感謝しています。
これから派遣薬剤師という働き方を考えている方へ
「どの派遣会社が一番良いか」を探すことも大切ですが、それ以上に、今の自分の働き方や生活に寄り添ってくれる会社と出会うことが何より大切だと、私は思います。
あの日、「もう一度派遣薬剤師として頑張ってみよう」と勇気を出した自分の気持ちは、今でも私の原点です。
そして、その一歩を支えてくださった方々への感謝を、これからも忘れずにいたいと思っています。