
前回の記事では、子育てを経て、もう一度派遣薬剤師として働き始めた頃のお話を書きました。
当時の私を支えてくれたのが、ファーマプレミアムとの出会いでした。
少しずつ仕事にも慣れ、さまざまな薬局へ派遣されるようになると、今度は別の出会いが待っていました。
それは、同じ派遣薬剤師として働く仲間との出会いです。
今回は、私がファル・メイトを知ったきっかけと、実際に利用して感じたことを、できるだけ正直にお伝えしたいと思います。
派遣先で知った、もう一つの選択肢
派遣薬剤師として働いていると、同じ薬局に複数の派遣会社から薬剤師が来ていることがあります。
ある日、休憩時間に一緒になった派遣薬剤師さんと何気ない会話をしていました。
「どちらの派遣会社なんですか?」
すると、その方は笑顔でこう答えてくださいました。
「私はファル・メイトですよ。」
当時の私は、ファーマプレミアムしか利用していませんでした。
そのため、「派遣会社を比較する」という発想自体がありませんでした。
派遣会社は一社登録すれば十分。
そんなふうに思っていたのです。
時給を聞いて驚いた
さらに驚いたのは、その方の時給でした。
「えっ、そんなに違うんですか?」
思わず聞き返してしまったことを今でも覚えています。
もちろん、時給は勤務地や勤務内容、時期によっても変わります。
だから単純に比較することはできません。
それでも、「同じ派遣薬剤師でも、派遣会社によって条件が違う」という事実は、私にとって衝撃でした。
そして、その薬剤師さんから紹介という形でファル・メイトを知り、登録することになりました。
今振り返ると、あの出会いが私の視野を広げてくれた最初の一歩だったのだと思います。
「複数登録」が当たり前という世界
実際に登録してから知ったことがあります。
派遣薬剤師の多くは、一社だけではなく複数の派遣会社へ登録しているということです。
求人を比較する。
時給を比較する。
勤務地を比較する。
福利厚生を比較する。
そして担当者との相性を見る。
最初は少し驚きましたが、今ではとても合理的な考え方だと思っています。
一社だけでは出会えない求人もあります。
担当者との相性もあります。
だからこそ、複数登録をして比較することは、自分に合った働き方を見つけるための一つの方法なのだと学びました。
実際に利用して感じたこと
ファル・メイトを利用して良かったと感じたことは、やはり時給の高さです。
案件によっては他社より条件が良いものもあり、「比較すること」の大切さを実感しました。
また、私自身は週20時間以上勤務していたため、社会保険にも加入することができました。
健康診断もあり、福利厚生もしっかりしていました。
20代の頃に派遣をしていた時代とは大きく違い、「派遣だから福利厚生は期待できない」というイメージは、この頃にはすっかり変わっていました。
ライフスタイルに合わせて働けるだけではなく、安心して長く働くための環境も整っていたことは、良かった点の一つです。
担当者との相性も大切だと学んだ
一方で、すべてが順調だったわけではありません。
当時の担当者さんは若く、一生懸命対応してくださっていたと思います。
ただ、私自身は「もう少し現場を理解した提案があれば」と感じることもありました。
薬局の現場を知っている人と、そうでない人では、どうしても話が噛み合わない場面があります。
もちろん、それは担当者の能力というより、経験や相性の問題だったのかもしれません。
私は最終的に担当変更をお願いしました。
少し勇気がいる決断でしたが、結果として「我慢するより相談して良かった」と思っています。
この経験から学んだのは、「担当者との相性は遠慮せず大切にしていい」ということです。
派遣薬剤師にとって担当者は、一番身近な相談相手です。
だからこそ、「この人になら相談できる」と思える担当者と出会うことは、とても大切だと感じています。
会社よりも、人との出会い
今振り返ると、ファル・メイトを通じて学んだことは、時給や求人だけではありませんでした。
「派遣会社は比較して選んでいい。」
「担当者との相性も大切にしていい。」
そんな新しい価値観を知ることができたのは、大きな収穫でした。
そして、今でも思い出すのが、あの日休憩室で話しかけてくださった派遣薬剤師さんです。
何気ない会話の中で、
「私はファル・メイトですよ。」
と教えてくださった、その一言。
もしあの日、その方と出会っていなければ、私は今でも一社だけで働いていたかもしれません。
人との出会いは、本当に不思議です。
たった一つの会話が、新しい働き方や新しい価値観につながることがあります。
私は今でも、あの日の出会いに感謝しています。
おわりに
ファル・メイトは、私にとって「一番良い派遣会社だった」と一言で表せる存在ではありません。
しかし「派遣会社を比較する」という新しい考え方を教えてくれた会社であることは間違いありません。
実際に利用したからこそ分かったこと。
良かったこともあれば、悩んだこともありました。
でも、そのすべてが今の私の経験になっています。
これから派遣薬剤師として働こうと考えている方へ。
ぜひ一社だけで決めるのではなく、複数の派遣会社を比較してみてください。
求人や時給だけではなく、福利厚生や担当者との相性も含めて、「今の自分に合った働き方」を選ぶことが、長く気持ちよく働くための第一歩になると思います。
そして、あなたにもきっと、「この会社に相談して良かった」「この人と出会えて良かった」と思えるご縁があるはずです。